・就活嫌だし、めんどいし、いっそのこともうフリーランスになろうかな。
・新卒でフリーランスになってなんかデメリットあるの?
・なんで新卒フリーランスは甘いとか言われるの?
今回は上記のようなお悩みを解決します。
どうも、こたろです。僕は元々大学時代に8ヶ月ほどフリーランスとして活動していました。しかし、新卒では就職する選択をしました。その理由となぜ新卒フリーランスがよくないのかについて、経験をもとに解説します。
新卒フリーランスを選ぶ理由は様々だと思いますが、大きく二つに分けて、以下のようなパターンのいずれかだと思います。
①就活が嫌でどうしてもやりたくない、また就職して社畜になりたくない人
②現時点でフリーランスとしてある程度活動し少しでも稼げていて、就職するか迷っている人
新卒で就職しなかったらどうなるのか知りたい、そんな方に向けて、役立つ内容になっていると思います。
本記事を読むことで、将来就職するかしないかどうしようか迷っている方の迷いが少しでも減り、次の行動に踏み出せるようになると思います。
ぜひ参考にしてみてください。
- 僕がフリーランスだった時の状況
- 元フリーランスの僕が新卒フリーランスを選ばなかった理由
- 実際に新卒フリーランスになった周りの人の末路
- 僕が新卒フリーランスをおすすめしない理由
- 新卒でフリーランスになってもいい人の特徴
- 新卒フリーランスのメリット・デメリット
- 将来的に独立して稼ぎたい学生へ僕から助言
僕がフリーランスだった時の状況
先ほどお話した通り、僕は元々大学時代に8ヶ月ほどフリーランスとして活動していました。
その時の状況は以下の通り。
- 収入:大学3年のころ、平均して月12万くらい稼いでいた。
- 学歴:偏差値50ほどの地方国立大学理系。
- 性格:会社に縛られず、のんびり暮らしたい。お金よりも自由が欲しい。
こんな感じでした。
収入はそんなに多くないのですが、週3,4くらいしか働いていなかったこと、理系でテスト期間が忙しかったことを除けば、おそらく月20万円ほどはいっていたと思います。
新卒フリーランスになろうか迷っている時期もありました。
しかし、フリーランスを経験する中で「フリーランスの致命的な欠点」に気付き、大学3年の5月ごろにはもう就職することにしました。
元フリーランスの僕が新卒フリーランスを選ばなかった理由13コ
結論から言うと、僕は「新卒フリーランス」を絶対におすすめできません。
ただ、後でも解説しますが、学生時代にフリーランスを経験することは大変おすすめです。
僕が新卒フリーランスを選ばなかった理由は以下の通りです。
- 収入が安定しない。
- 会社で学んだ方がお得だから。
- 仕事の幅が広がらない。
- 仕事の規模が小さい。
- 自分を指導してくれる人がいない。
- その道のプロから教わった方が早い。
- やることが多すぎる。
- 人脈が広がらない。
- 新卒切符は貴重。
- 将来的なキャリアプランが描けない。
- 社会的信用が薄い。
- 精神的な安定性。
- 会社員の経験をしてみたい。
少し多いので、興味のあるところだけでも読んでみてください。
それでは順番に解説していきます。
収入が安定しない。
まず一つ目が収入の不安定さです。
フリーランスは会社員と違い、毎月の収入が保証されていません。
会社員であれば、例え成果がでなかったとしても、毎月20~30万もらえます。
しかも、日本の法律上、簡単にクビにもできないため、会社員というのは非常に守られた存在です。
一方、フリーランスは成果物がなければ1円も入りません。
僕も最初は仕事が全くとれず初月は1万円くらいしか稼げませんでした。
3ヶ月目くらいでようやく仕事が入るようになり、大学に通いながらでも12~13万円くらい稼げるようになりました。
しかし、その後クライアントの都合で案件が取りやめになるなどがあり、5万円しか稼げなかった月もありました。
こんな感じで収入は常にジェットコースターです。
これが結構なストレスでして、会社員羨ましい~と思うことが多かったです。
会社で学んだ方がお得だから。
フリーランスは常に勉強が求められますが、その際教材の費用、経費は全て実費です。
いやいや教材くらい買えよと思うかもしれませんが、これがかなり負担になります。
なぜなら最初はスキルもなければ、仕事を取る方法も分かりません。
独学は基本的にキツイし、遠回りなので、スキルを身につけるには教材を買うのですが、例えば、プログラミングをスクールで学ぶには安くても15万はかかります。
本や電子教材などの教材でも合計で3~5万くらいはかかります。
あくまでこれは最初の段階です。
ここからさらに色々なスキルを身につけていく、あるいは仕事の取り方を人から教わるとなれば、さらに10万くらいは軽くかかります。
つまり、何かを学ぶ度にお金がかかるので、それであれば、例えば、1,2年は会社でお金をもらいながら学んだ方がお得なのでは?と思うようになりました。
仕事の幅が広がらない。
フリーランスの仕事は非常に限定的です。
なぜなら、「自分が確実にできること」しか仕事がもらえないからです。
一旦引き受けてしまえば、個人の都合でできないとか、スキル不足でできないとかは基本的に許されません。
また、納品できない場合、報酬ももらえません。
そのため、中々仕事の幅が広がらず、凄く限定的な仕事になります。
例えば、HP制作の仕事をしている人がWebデザインの仕事をしようとするとかなりきついですよね。
フリーランスは「持っているスキルの切り売り」と言われている理由はこのためです。
一方、会社員だったらどうでしょう。
自分が仮にその案件で失敗しても、上司や先輩がケツを拭いてくれます。
そのため、例えば、まだデザインスキルが不十分で失敗する可能性があったとしても、
君、このデザイン案件試しにやってみる?
みたいな感じで挑戦できるのです。
つまり、会社員の方が挑戦しやすい環境にあるのです。
仕事の規模が小さい。
力があれば、大きい仕事ができる可能性もありますが、基本的に最初は実績やスキルもないので、できません。
一方、会社であれば「会社という看板や知名度」があるので、大きい仕事もできます。
例えば、いきなりマーケティングの案件をやるとしてもクライアントはあまり予算を持っていない中小企業になると思います。
しかし、有名な広告代理店に入れば、新卒1,2年目から月数百万、数千万規模のマーケティング案件ができたりする可能性があるのです。
フリーランスと会社員では明らかに仕事の規模感が違います。
いやいや、別に仕事の規模なんてどうでもいいし!!
と思うかもしれませんが、規模が大きければ、
などメリットが大きいのです。
自分を指導してくれる人がいない。
フリーランスは全てのことを自分でやらなければいけません。
例えば、新卒の場合、会社であれば新人研修などがありますが、フリーランスだとビジネスマナーも全く分からないと思います。
などなどささいなことかもしれませんが、それができないだけでも「ビジネスマンとして有り得ない」と思われ、仕事がなくなることだってあります。
しかも、自分が間違った行動をとっていても、それを指摘してくれる人がいないのです。
そのため、間違っていることを自覚しないまま、20代を過ごしてしまうと非常に悲惨です。
その道のプロから教わった方が早い。
ずっと一人でスキルを伸ばすよりも、明らかに格上のプロから学んだ方が成長スピードが圧倒的に早いです。
例えば、どのアニメでも主人公には師匠がいると思います。
ワンピースのルフィであれば、エースやジンベエ、レイリーにしごかれ成長しますし、るろうに剣心の剣心であれば、師匠の比古清十郎からしごかれますし、進撃の巨人のエレンであれば、ミカサ、リヴァイ兵長から色々教わります。
こんな感じで、例えば、Webデザインにしても、一人で学ぶよりも、これまで制作実績100件以上で有名サイトも手掛ける先輩上司からしごかれる方が成長しますよね。
教材で学ぶこともできますが、現場で学ぶというのは教材から学ぶよりも何十倍も価値があります。
やることが多すぎる。
フリーランスは全ての業務を自分でこなさなければなりません。
例えば、Webデザイナーであっても、営業、契約書作成、料金見積、制作、ディレクション、納品、確定申告などあらゆることを全てやらなければなりません。
そのため、中々自分の身につけたいスキルだけに時間を費やすことがあまりできません。
実際、フリーランスはゴリゴリ営業はしなくてもいい場合もありますが、それ以外は全部やらないといけません。
一方、会社員であれば、営業部、経理部、ディレクション部、制作部など分かれているので、比較的自分の業務に集中することができます。
全て自分でやるのめっちゃ大変ですよ。いきなりフリーランスはめちゃくちゃコスパ悪いなと僕は実感しました。
人脈が広がらない。
最初はスキルも実績も社会的信用もないので、それらを払拭しない限り、中々人脈が広がりません。
一方、企業に入れば、職場先、優秀な同僚、クライアントとのコネが作れるので、独立しても活かせます。
例えば、サイバーエージェントから独立した人は、元サイバーエージェントということで、知り合いでなかったとしても、その出身の人同士で仕事を回していることもあるそうです。
それで仕事とれるのはシンプルに羨ましいです。
また、独立しても、そのままクライアントの仕事を引継ぐことができる場合もあります。(基本はダメなので、会社と相談してOKなら可能だそうです。)
こんな感じで、有名企業に入れば優秀な同僚とも知り合えますし、それだけでかなりキャリアを有利に進められます。
新卒切符は貴重。
新卒でしか入りづらい、もしくは入れない企業は一定数存在します。
しかし、新卒フリーランスになってしまうと、第二新卒になってしまい、中々そういった企業に入りづらくなります。
実際、僕の周りで新卒で有名企業に入れるポテンシャルがあったはずなのに、新卒フリーランスを選択して失敗し、第二新卒でスタートアップのようなベンチャーしか就職できなかったという人を知っています。
そのため、新卒を捨てるデメリット以上にメリットがあるのかは十分に考えた方がいいでしょう。
将来的なキャリアプランが描けない。
先ほどとやや被るのですが、スキルがあまり身につかないままずるずるフリーランスを続けてしまうと、
お金も稼げない
転職もできない
という二段階でつらいことになってしまいます。
そのため、僕は若いうちにスキルを身につけて会社員かフリーランスどっちでも選べる状態にしようと決めました。
社会的信用が薄い
以下の経歴の場合、どちらが実力がありそうですか?
おそらく名実ともに前者だと思います。
もちろん、肩書きよりも実力の方が大事ですが、やはり肩書きという錯覚資産があった方が人脈が広がりやすかったり、仕事が取りやすかったりします。
たまにいきなり新卒フリーランスとして成功したり、いきなり起業して成功したりする天才がいますが、本当に1万人に1人とかくらいの感覚です。
また、そういう人は学生時代からフリーランスや起業している人がほとんどです。
また、フリーランスはクレジットカードも作りづらいですし、賃貸契約も引っかかることがあります。
精神的な安定性。
お金が稼げず収入が不安定になると、心も病んでいきます。
実際、うつ病になる人もいます。
それであれば、ホワイト企業に勤めつつ、副業やる方が圧倒的に賢い選択だと思います。
よく最近のYoutubeとかで、未経過から「好きな時間に、好きな場合で、好きなだけ働く」といったゴミみたいな広告を見ますが、それはスキルがしっかりあって、仕事が選べる状態にある人です。
おそらくフリーランスの上位5~10%くらいの人だと思います。
僕にはその能力がまだないので、地に足つけて就職することにしました。
とはいえ、スキルがついたら独立するつもりです。
会社員の経験をしてみたい
意外かもしれませんが、会社員経験なしでフリーランスを経験した人は「会社員になってみたい」人は結構多いです。
僕自身もそう思うことは多々ありました。
例えば、僕はWebマーケティングのインターンをしているのですが、全て我流でやってきていたフリーランスの時とは違い、
・ミーティングはこんなツール使ってんだ
・日々の業務はこうやって管理してるんだ
・こうやってプロジェクト回してるんだ
・キーワード選定や市場調査はこんな感じでしてるんだ
・うまくいっている人はこういう考えなのか
・連絡のやりとりはこんな感じでするんだ
などなど些細なことでも色々な発見があり、非常に勉強になるのです。
そういう外の世界を見てみたくて、インターンを始めたり、就職する人は僕に限らずいると思います。
実際に新卒フリーランスになった周りの人の末路【9割は失敗】
僕は学生時代にフリーランスだったので、僕と同じように、学生でフリーランスをやっていた人を割と知っています。
話したことはない人を入れても、たぶん20、30人くらいは知っています。
就職する人もいましたが、新卒でフリーランスになる人もいました。
ただ、15人くらいいてうまくいっていたのは1人くらいでした。
9割くらいは第二新卒で就職
9割くらいの人は諦めて、第二新卒で就職している人が多かったです。
収入が厳しいという理由で就職する人もいましたが、以下のように、先ほど上げたような理由で就職する人も多くいました。
- 会社で働いてみたい
- 一人だとやはりスキルが身につきづらい
ただ、第二新卒でそこそこ従業員がいるような良い企業に行っている人はいませんでした。
もちろん、良い企業にいくことが正解ではないですが、スタートアップなどはブラック企業も多いのでかなり新卒と比べてかなり不利です。
1割はフリーランスでそのままジリ貧
就職もせず、そのままフリーランスを続けている人もいました。
収入はどうか分かりませんが、会社員と変わらないか、おそらくそれ以下だと思います。
中にはウーバーとかバイトをする人もいます。
個人的にはバイトをするくらいなら、普通に就職した方がいいのではとも思いました。
まーでも人の価値観はそれぞれなので、本人が納得していれば問題ないと思います。
僕が新卒フリーランスはやめとけと思う理由【考えが甘い】
僕が新卒フリーランスはやめとけと思う理由は以下の通りです。
- 新卒フリーランスは、人生の選択肢が減るから。
- 会社員とあまり変わらないから。(むしろ会社員の方が楽)
- 甘えで新卒フリーランスになってもいいことがないから。
- 新卒フリーランスである必要性がないかもしれないから。
新卒フリーランスは、人生の選択肢が減るから。
人生は選択肢が多い方がいいです。
例えば、いい大学にいくのも人生の選択肢を広げるためだと思います。
もちろん、選択肢が少ないから人生が終わりとかそういうことはありませんし、挽回はできます。
ただ、やはり選択肢が多い方が自分のなりたい像に近づきやすいです。
就職も同じです。
こんな感じで、やはりリスクを下げつつ立ち回るのも大事です。
会社員とあまり変わらないから。(むしろ会社員の方が楽)
フリーランスは楽そう、好きな時間・場所に働けて羨ましいと思っている人は後々痛い目にあいます。
というのも、僕もフリーランスを経験する前はそういった表面的な部分しか見えていなかったからです。
また、かなり多くの人が勘違いしているのですが、フリーランスは実質、会社員とあまり変わりません。
むしろ、会社員の方が楽です。
その理由は、フリーランスも会社員も、「基本的には企業から仕事を受ける」という構造だからです。
会社員の場合、それが月収という形で報酬がもらえます。
フリーランスは単価という形で報酬がもらえます。
どちらもしっかりと成果物を出さなければなりません。
ただ違うのは責任の重さです。
フリーランスは成果物がクライアントの満足いくものでなければ、契約を切られる可能性があります。
一方、会社員は怒られることはあってもよっぽどのことがない限り、クビにはなりづらいです。
日本でクビってあまり聞かないですよね。自主退職を促すことはありますが、新卒でそのような話は聞いたことがありません。
また、研修期間であれば、会社員はお金をもらいながら色々なことが学べる一方、フリーランスは学ぶお金も自分で払います。
甘えで新卒フリーランスになってもいいことがないから。
甘えで新卒でフリーランスになったはずなのに、むしろフリーランスの方が地獄だった、ということはかなりあり得ます。
先ほど述べましたが、全てを自分でこなさなければいけないからです。
指摘してくれる人もいません。
非常に優秀な人であれば、これらのことは難なくできるかもしれませんが、僕も含め凡人にはかなりきついのです。
新卒フリーランスである必要性がないかもしれないから。
もしあなたが新卒フリーランスになる目的として、「好きな時間、好きな場所、好きなタイミングで働く」なのであれば、フリーランスである必要がないかもしれません。
なぜなら、会社員でもそれが全然可能だからです。
基本的にベンチャーなどのIT企業はそういった会社も多いです。
もちろん、最低週労働時間の40時間は働かないといけませんが、新卒フリーランスはその1.5~2倍くらいは軽く働きます。
実際、僕が内定した会社もそんな感じです。
おまけに毎月安定して給料を頂けるので最高ですし、かつ学びながらお金がもらえます。
そして3年くらい学んでスキルを磨けば、スムーズにフリーランスに転身することも可能です。
どう考えても会社で経験積んでフリーランスになった方がコスパがいいでしょう。
新卒フリーランスになってもいい人の特徴
とはいえ、新卒フリーランスになってもいい人も存在します。
僕が思うに以下の通りです。
- 学生時代からバリバリ稼いでいる
- 長期インターンで圧倒的な結果を残した
- 安定的にストック収入がある
順番に解説します。
学生時代からバリバリ稼いでいる
学生時代からフリーランスとして仕上がっている、あるいはもうすでに法人化している人などです。
目安として月50万以上くらいでしょうか。
それより低くでも大きく稼げる可能性があるのならいいと思います。
こういう人は新卒からフリーランスになっても、特に何も変わらず稼ぎ続けられると思います。
営業のやり方、スキルの習得などはすでに完璧にできていると思うので、全く心配いりません。
転職も普通にできると思います。
例えば、僕の友達でも大学1年のころから企業でプログラミングの経験を3年くらい積み、大学4年には普通に月単価60万以上で仕事を受けている人もいます。
そういう人は転職市場でも求められるので、もはや最強だと思います。
長期インターンで圧倒的な結果を残した
大学時代から長期インターンで圧倒的な成果を残している人は就職する必要がないかもしれません。
もう学べることはだいたい学んだのであれば、起業した方がお得だと思います。
そういう人はそもそもフリーランスになるかならないかで迷わないかもしれませんが。
営業で社員よりも成果を残したとか、インターン生の中でNo,1だったとか、プログラミングでバリバリ活躍したとか。
長期インターンが割と当たり前の文化である東京は地方の僕からすると非常に羨ましいなと思うばかりです。
安定的にストック収入がある
事業が安定している場合は新卒フリーランスでもいいと思います。
ストック収入とは「あまり働くても長期的に稼ぎ続けられる」収入のことです。
例えば、ブログで月20万稼げているとかだと、いきなり10とか0になる可能性は低いので、安定して稼げると思います。
その他でいうと、アプリを開発して、サブスクみたいな感じで毎月課金されているのであれば、いきなり登録者が減るとは考えにくいですし、非常に事業が安定しやすいと思います。
新卒フリーランスのメリット・デメリット
ここまで新卒フリーランスの悪いところを紹介してきましたが、新卒フリーランスのメリットもあるので、軽く紹介します。
とはいえ、結論、メリットよりもデメリットの方がやはり大きいです。
新卒フリーランスのメリット
メリットは以下の通りです。
スキルがあれば、いくらでも稼げるのは魅力的です。
実際、新卒フリーランスで年商2000万くらい稼いでいる人もいます。
実力があって、しっかり稼げる見込みがあるのであれば、就職よりフリーランスになった方がお得でしょう。
また、一人が作業するだけで完結するようなスキル(Web制作/デザイン、動画編集)であれば、基本的にあまり人と関わらずに過ごせます。
ただし、クライアントとのやり取りは発生するので、完全に一人とはいえないかもしれません。
- スキルがあれば、いくらでも稼げる
- 自由な場所で自由な時間に働ける
- 人とあまり関わる必要がない。
新卒フリーランスのデメリット
デメリットは以下の通りです。
- 年収が不安定
- 賃貸やクレカの審査が通りづらい
- セルフブラック化する
- 仕事の型がない
- 営業、スキル獲得、案件の管理、確定申告が大変
- 仕事が途切れないか精神的に不安定
デメリットに関しては、最初の方で結構触れたので、軽く解説します。
セルフブラック化するのはあるあるです。
常に仕事が入ってないとめちゃくちゃ不安になります。
それにより、安くてもどんどん仕事を受けるようになります。
そうなると作業量めちゃくちゃ多いのに、全然稼げないみたいなことが起こりえます。
僕が学生フリーランスの頃、仕事受けまくって冗談抜きで時給100円とか普通にありました。
また、会社員と違って、仕事の型がないので、どうやって案件を進めればいいのかも全て我流になります。
これがまー大変です。
メリット・デメリットまとめ
メリットデメリット両方上げてみましたが、まとめると、新卒フリーランスのメリットは「自分次第で収入が青天井」ということくらいかなと思います。
お金をめちゃくちゃ稼げる能力があるのであれば、新卒フリーランスの選択も悪くないと思います。
とはいえ、デメリットもめちゃくちゃ多いので、それと天秤をかけて選択しましょう。
将来的に独立して稼ぎたい学生へ僕から助言
まず結論、「新卒フリーランス」は辞めて、絶対に就職した方がいいです。
「就活が嫌だ、会社で社畜になりたくない」というのは正直甘いです。
とはいえ、新卒フリーランスを考えるということは、少なからず以下のような考えを抱いている方が多いと思います。
「少なからず将来的に独立して稼いでみたい」
「会社に縛られず自由働きたい」
「社畜まじで無理」
そのため、いずれフリーランスになるにはどうすればいいか解決策を紹介します。
就職してからフリーランスになるのも遅くない
フリーランスになりやすいスキル
就職した後でもフリーランスになる方法
もちろん、僕は学生時代にしかフリーランスの経験がないので、偉そうなことは言えませんが、一般的な大学生より少しは視野が広がったつもりです。
ぜひ参考にしてみてください。
就職してからフリーランスになるのも遅くない
僕が言いたいのは「別に就職してからフリーランスを目指すのも遅くない」ということです。
極端な話、フリーランスはいつでもなれます。会社を辞めるだけですから。
そのため、あえて新卒フリーランスという茨の道を選ぶ必要がないと思うのです。
会社員になって合わないなと思えば、辞めればいい話です。
フリーランスは実力があるものには仕事が集まり、実力がない人には仕事が集まらない、いわば二極化されている世界です。
そのため、着実に実力を高めてからの方が圧倒的に効率がいいと思います。
フリーランスになりやすいスキル
フリーランスになりやすいスキルは、WEB系です。
Web系がおすすめな理由は、「希少価値と需要が高く、案件単価が高いから」です。
また、「会社で学んだこと」がそっくりそのまま活かせます。
例えば、職種は以下の通りです。
・Webデザイナー
・Webエンジニア
・Webマーケター
・Webライター
・動画編集者
個人的にはWebデザイン、Webプログラミング、Webマーケティングなどをおすすめします。
これらのスキルがあれば、ほぼほぼ営業なくても稼げます。
就職した後でもフリーランスになる方法
結論、先ほどのスキルが身につく会社で働けば、フリーランスになれます。
・Webデザイナー⇒Web制作会社、Web広告代理店
・Webエンジニア⇒Web系自社開発企業、Web系受託開発企業
・Webマーケター⇒Web系事業会社、Web広告代理店
・Webライター⇒Webメディア運営会社、Web広告代理店
・動画編集者⇒上記に比べて比較的簡単なので、独学もあり。極めるなら動画制作会社。
おすすめの企業などは長くなるので、別の記事で解説します。
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まとめ:新卒フリーランスは悲惨な末路しかないからやめとけ!
いかがでしたか?
ここまで新卒フリーランスがよくない理由について解説してきました。
本記事が少しでも参考になれば幸いです。
それでは。